和菓子は好みがあるため、初対面で手土産にすることがありません。こしあんが好き、いやいやつぶあんでしょと『あん』1つで好みがいきなり分かれる取扱いが非常に難しい品だと思います。
最近の若い世代の方だと、和菓子食べない派もよくお見受けします。個人的にはつぶあんが大好きですが、もみじ饅頭のようにお菓子の種類によってはこしあんも食べます。
今回紹介したい和菓子は『うさぎや』どら焼きです。東京三大どら焼きの1つです。東京都台東区上野にあり、JR 山手線御徒町駅から徒歩約5分です。
どら焼きは毎日16:00以降は製造しないため、夕方やどうしても購入したい時には電話予約をお勧めします。
『うさぎや』のどら焼きの凄いところは、北海道産小豆で作ったつぶあんが美味しいことは当然ですが、どら焼きの皮の断面がとにかくきれいの一言に尽きるところです。断面の気泡にムラがなく、皮も美しく焼けています。本当に職人魂を感じる一品です。
購入直後はほんのり温かい時もあります。当日中にお召しあがりを…が原則ですが、翌日の方が味が落ち着いているので食べ比べも楽しめます。お店の方が聞くと怒られそうですが、冷凍保存し、食べたい時に自然解凍で食することも楽しめます。
この『うさぎや』との出会いは今から20年ほど前になります。甘味を食べない方から『自分は食べないけれど、美味しいお菓子を知り合いに聞き、うさぎやに行き着いた。喜んで欲しいからね。』といただいたことがきっかけでした。
お菓子の包みに書かれた住所を探して行きました。その時から営業時間、定休日、品揃えにぶれ無しです。味も変わらない。よくありがちな『~味』もありません。
どら焼き以外にもうさぎの形をしたこしあんの『うさぎ』饅頭や期間限定の団子もあります。もちろん諸々の商品もあります。抹茶にあう季節折々の上生菓子も楽しめます。以前『うさぎ10匹お願いします。』と注文したところ『はい、うさぎ10個ですね。』と笑いながら訂正されたことがありました。お客様の間違いも教えて下さる親切な対応です。
ある程度のコミニュケーションが取れないと和菓子の手土産はお勧め出来ないため、先ずは自分用で試していただきたいお店です。美味しさを体感された後に、是非和菓子好きの方に手土産にされて下さい。
お花見の時期、金曜日は終日お客さんでいっぱいですが、注文から受け取りまでに30~40分ほどで購入出来ます。
絶品どら焼きと団子の写真をup します。
今度買いに行きます🐰