進歩する技術~九州新幹線

国内の移動手段は鉄道・航空機・車両のいずれかが多いと思います。一人で移動する際は、乗車時間が短い航空機を利用します。利用する区間が同じでも、機体の型が違ったりと最新機能を見つける楽しみがあります。

地方路線では、最新型で一般シートで充電が出来る機体もたまに見かけます。これは本当にありがたいです。

一方、移動手段に鉄道しかない場合、新幹線のある区間は新幹線を利用します。2年前、新神戸から岡山に移動する時に乗車した新幹線が車内アナウンスで『終点鹿児島中央駅には~』と流れた時に、直ぐに下車をして、車両外の行き先を確認しました。いつの間にか新幹線に『さくら』があり、それが九州新幹線であることを知りました。

ここ数年、九州内の移動はレンタカーが続き、九州新幹線は全く未把握でした。最近移動手段を調べる際は、乗り換えアプリで検索をします。博多から佐賀県鳥栖の移動手段は在来線特急かレンタカーと思っていたところ、九州新幹線の停車駅新鳥栖駅があることが分かりました。

JR 九州にはななつぼしのような内装に木をふんだんと使用している高級列車もありますが、それを意識したような車内のデザインとなっていることが東海道線新幹線と全く違っていることにショックを受けました。

充電設備がないのは残念ですが、ゆっくりとした木製背もたれのデザインのシートは非常に座りやすかったです。ついでにテーブルもありません。お茶を置くスペースだけあり、パソコンを使ってカタカタうるさい音もなく、乗車する空間を自分なりに楽しめるようになっています。

足元もすっきりした設計で清掃しやすい工夫が至るところに仕掛けてあります。たまたま乗車した車体はミッキーマウス号でした。

ハローキティやアンパンマンは見たことがありますが、内部もミッキー仕様で驚きました。ホームでは年齢・国籍を問わず写真を撮る人達でいっぱいでした。

新幹線なのに車体デザインも内装も手の込んだ技術本当に凄いです。ミッキー車体と車内の写真をup します。

話題のかき氷~台湾菓子

黒タピオカを始め、台北スイーツ熱が熱い日本のスイーツ市場です。

『黒タピオカ入りのスイーツが最近発売となりました。』と知人に案内をされ、今から16年ほど前に中国・上海市で初めて食しました。とにかく暑い気候の梅雨真っ只中の上海市内で、ぬるめの黒タピオカは『ぬるいけれど、病みつきになる食感。』と思いました。『冷たい黒タピオカ飲料はないのですか?』と聞いたところ、『冷たくすると黒タピオカが固くなります。』と言われその時初めて、タピオカの原材料について知りました。芋です。

台湾菓子にはまだまだ日本に入って来ていない伝統的なお菓子飲料が沢山あります。最近、台湾のかき氷が日本でも食べられるようになりました。映画『千と千尋の神隠し』のイメージにもなった九扮では暖かいお汁粉タイプ版もあります。

かき氷なので持ち帰りは出来ませんが、芋もち、サツマイモのような甘い芋、薬草のような味のゼリー等々が氷の上に山盛りで、胃袋をしっかりと満たしてくれます。

台湾の『三角埔仙草』というお店は郊外の地下鉄から徒歩5分以内の距離ですが、終日地元の人で賑わっています。写真の品は大人二人で分けて食べても充分胃袋が満たされる量でした。

メニューは全て中国語でも、前の人が頼んでいる品を見よう見まねで頼む術で注文出来ます。昨今の台北市内は、街のスーパーマーケットから百貨店で英語が通じるので、日本人も楽しめます。

『三角埔仙草』の全部載せのかき氷写真をup します。

懐かしい味~台湾菓子

台湾の大学生のホストファミリーとして国際交流を始め、16年経ちました。さいたま市の姉妹都市Richmond (米国)、Hamilton (オーストラリア)、その他アジア・米国都市からのホームステイを受け入れ、20年以上経ちました。ここ数年はインターネットの普及に伴い、ホームステイのボランティア活動も少なくなりました。

ホームステイに来る学生・社会人共にお土産にお菓子を必ず下さいます。『自分が好きな地元のお菓子です!』の言葉をきっかけに、会話の間口が広がります。

お菓子の力は万国共通だなっと強く感じさせられます。

台湾菓子として、鳳梨酥(ホーリンスー)・パイナップルケーキが有名です。当然お店やメーカーで味と価格が違います。パイナップルが少々苦手なため、パイナップルケーキと聞いて、『苦手かも…』と思いつつ一口かじった時に『とても美味しい。この味と口触りは始めて。』と思ったことが鳳梨酥愛の始まりでした。

お勧めは基隆市に本店があり、台北市内に支店を構える『李梨餅家』です。毎朝基隆市内から商品が届くそうです。月餅と鳳梨酥をメインに扱うお菓子屋さんです。台北市内では鳳梨酥はパン屋さんで売られていることが多く、『この鳳梨酥はどんなお店ですか?』と質問をすると大抵パン屋さんでした。

そんな中、鳳梨酥だけで勝負している『SANNY HILLS 』が台北市内で人気があると教えてもらいました。日本にも渋谷区・表参道にお店があり、台湾と材料が違うので是非試して下さいと台湾人の方から情報をいただきました。

話題のお店に行きました。材料に話題のエシレバターを使用、鳳梨酥の中の果実も本物を乾燥させたこだわりでした。しかし価格が台湾の倍以上するため、気軽に食べることが出来ません。

また、台北で販売している鳳梨酥だと食べやすいサイズで嬉しいかも…と思いました。

『李梨餅家』の鳳梨酥の写真をup します。