茨城県笠間市の和栗~小田喜商店の栗甘露煮

秋といえば栗です。昔子供の頃、栗は秋の運動会で食べる物と思っていました。当時、甘栗は年中お店で焼きたてが食べることができた記憶があり、茹でて食べる普通の和栗がとても凄い食べ物に思えました。

時代と共に洋菓子の世界では、和栗を使用したモンブランや主にフランス産の栗を使用したモンブランが商品として出てくるなど、栗も進化をとげていました。

1年に1回しか栗ご飯を炊きませんが、和栗はやはり美味しいです。渋皮を取る作業が大変なのですが、美味しいのでそこは頑張ります。一時期はさみタイプの栗の皮むきを使用していましたが、最近はもっぱら、洗った栗をボールに入れ、熱湯を浸るまで入れ、ラップをかけて冷めるまでそのまま放置します。そうすると渋皮もむきやすくなります。

子供がまだ保育園の時に、皮の付いた栗を見て、「栗ってトマトみたいに育つの?りんごみたいに育つの?取るとき痛いよね。」と言いました。「栗は木になるけど、実は自然に落ちるからそれを拾うんだよ。だから栗拾いって言うんだよ。」の説明もむなしく終わりました。その会話から直ぐの休日茨城県まで栗拾いに行きました。

当時インターネットはなく、雑誌で栗拾い特集で集めた情報を片手にとにかく茨城県を目指しました。子供は落ちている栗を足で踏んでいがから外す作業と拾う作業を体験してやっと「栗拾い」の意味が幼いながら理解をしました。

栗きんとんはお正月にしか商品がないので、栗好きとしては栗甘露煮がありがたい存在です。山のある地方に出掛けた時には必ず地元の農産物販売所で栗甘露煮の瓶を探します。場所や季節であったり、なかったりですが和栗の味を楽しめます。

最近は、茨城県笠間市の㈱小田喜商店の栗甘露煮で和栗を味わっています。一瓶に大粒の和栗が20個弱(280gと表示されています)が入っています。粒が大きいので数日おきに一粒食べると充分です。きっと栗きんとん用にうってつけだと思うのですが、悲しいことに栗きんとんが作れません。

ただ、この商品の瓶のふたが非常に頑丈で、男性の力でも、湯せんに浸しても頑として開きません。商品説明書に「ふたが開きにくい場合はふたに穴を開けて下さい。」と書かれています。穴を開けてもふたは開かず、結局いつも缶切りで頑張って開けます。瓶のまま保存した人にはお勧めできないのが残念で、手土産には非常に難しいです。それでもとても美味しいので、「缶切りあります。保存ケースもあります。」という方であれば是非手土産にお勧めです。1瓶の重さは500gとなります。もちろん箱入りです。

美味しい栗甘露煮の写真をupします。

 

 

 

 

 

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