タイトルを見ると「完熟南高梅(かんじゅくなんこううめ)」は梅の品種だけれど、「きさいや広場」って何?と思われるかもしれません。「きさいや広場」は愛媛県宇和島市に所在する道の駅です。愛媛県は自動車道(有料・無料区間有り)沿いに道の駅が多く点在しており、現在県内に29ケ所あります。
そのうち、比較的規模の大きい4ヶ所に立ち寄りました。今回は宇和島市にある「きさいや広場」の紹介をします。一度では紹介しきれないため、何回かに分けて紹介をしていきたいと思います。
宇和島市は今年7月の西日本豪雨で被災地となりました。JR四国が復旧するまで約2ヶ月かかりました。夏祭り・闘牛といったイベント開催も中止となっていましたが、ようやくJRの・道路復旧に伴い、市内に観光客が戻ってきたそうです。みかん畑や畜産関係の復旧までは、まだまだ時間を要するそうですが、日常が戻って本当に良かったと思います。微力ながら、ふるさと納税で返礼品無しを選んで寄附をさせていただきました。
「きさいや広場」は農産品・農産加工品・鮮魚・お惣菜・パン・食事処・お土産品等々の取扱いがあります。宇和島市はホノルル市(米国)・当別町(北海道)・仙台市(宮城県)・千曲市(長野県)・大崎市(宮城県)と姉妹都市です。ホノルル市とは平成13年2月のえひめ丸事故をきっかけとして、またその他の市とは宇和島城の城主にかかる歴史的背景が縁となって姉妹都市となったそうです。
当別町にはチョコレートで有名なロイズの生産拠点である工場があり、そのつながりで宇和島市の「きさいや広場」にロイズチョコレートのコーナーがあります。品数が非常に多く、また宇和島産のオレンジとコラボレーションをした商品もあります。
宇和島在住の方から「宇和島土産です!」とチョコレートをいただいたときには驚きと同時に大笑いしました。
さて、その「きさいや広場」農産品売り場で販売されている商品のうち、すっかり気に入ってしまったのが「五島灘の塩使用」の梅干しです。宇和島三間(みま)産の完熟南高梅としそ、長崎県五島灘の塩のみを使用しています。
自宅で梅干しを漬ける方もいらっしゃると思いますが、常に購入派の私としては、10個~12個でワンコイン価格で、そして絶妙な塩加減と柔らかい完熟梅の風味が楽しめることに感動しました。おにぎりや梅湯だけではもったいないため、茹でえのきに和えたり青野菜に和えたりと料理に使用しています。1粒で三度美味しいを実践していますが、梅干しを食べると胃腸が整うことが実感できます。
常温で持ち歩き可能ですのでお土産に最適です。宇和島市の「きさいや広場」に行かれた際は是非お勧めの1品です。
梅干しのパッケージ写真をupします。