正統派レーズンウイッチ~小川軒

JR 新橋駅東口側のゆりかもめ乗り場に近いビルの1階に小川軒があります。寒い時期のお使いものとして、20年以上前からお世話になっています。

初めて食べた時と変わらず、ぶれのない味が本当に感動ものです。

レーズンサンドはいろいろなお店から発売されていますが、レーズン一粒一粒がしっかりと活かされており、間にサンドされているクリームとしっかりと馴染んでいますが、ビスケット部分に水分が染み込むことなく、ザクッとした食感が楽しめます。

今までは要冷蔵品として冷蔵庫に保存して消費期限内に食べていましたが、最近はジップロックで冷凍保存し、食べたい時に10分ほど前に常温に出して置くとそのまま美味しくいただいています。

小川軒のレーズンウイッチは老若男女問わず喜んでいただけるお菓子の1つです。『懐かしい!』、『初めて食べました。どこで買えますか?』の感想をよくいただきます。

20年以上前に出会ったお菓子ですが、味だけでなく包装紙のデザインもそのままです。

同じ味とスタイルをそのまま継続することは、簡単なようで実は大変なことです。年月と共に材料の味や品質が変わったり、オーブンの機種・機能・仕様が変わったりという変化に対して、同一の商品を常に続けることは本当に大変な作業です。

クッキーにクリームと挟まれたラム酒漬けのレーズン1粒づつも同じ大きさで同じ食感、クリームの水分でクッキーがふにゃふにゃになることもありません。もちろん、クッキーが割れていることもありません。

よくありがちな、『季節限定商品』はもちろんありません。

レーズンウイッチですが、充分すぎるほど職人の熱意が伝わります。是非一度ご自身で食して、お使いものとしてお試し下さい。

正統派なレーズンウイッチの写真をup します。

最高すぎる洋菓子~イナムラショウゾウ編

久しぶりに食べました。『イナムラショウゾウ』のケーキをお店に買いに行きました。台東区谷中にあります。天気の良い週末ということもあり20分ほど外で待ちました。自分の順番がきた時には後ろに相当な数の人が並んでいました。時間に余裕がないときの手土産にはお勧めしません。

事前に購入商品が決まっていると予約をして、当日直ぐに受け取りが可能です。生ケーキは季節によって種類も違うため、お店で選ぶ楽しみも味わっていただきたい!

というのも、店内は人数制限(3組ずつを目安)をして入店案内をされており、ゆっくりと商品を選ぶことが出来ます。

入口付近に用意されたレモネードが美味しくて、商品注文の前にいきなりおかわりしてしまいます。

パティシエのイナムラショウゾウさん御本人が厨房でガンガン凄い勢いでケーキを作っている姿も目の前で楽しめます。勢いある姿に圧倒されますが、そのケーキは本当に美味しいです。甘すぎず、適度に大きくて食べごたえがあり、見た目も充分過ぎるほど美しいです。

同じく台東区谷中のJR 日暮里駅近くにチョコレート専門店があります。今回はチョコレートを使用したケーキ、目の前でパティシエ御本人が作っていた季節の栗を使用したモンブラン、そしてカスタードクリームが楽しめるシュークリームを購入しました。

久しぶりに訪問するお店や初めてのお店では、ケーキの味を確認するためにパターンを決めて商品を選びます。

カスタード系、生クリーム系、チョコレート系、焼菓子です。以前は本当に美味しかったお店も材料費を抑えてしまうと、当然ですが同じ商品でも味が変わります。この確認作業は自分なりのこだわりですが、大切な方への手土産にするためには欠かせない作業となっています。

自分が食べて、『美味しい』を確認した上で手土産にします。店内で美味しいレモネードを飲みつつ、気になっていたフルーツケーキの焼菓子も合わせて購入しました。

イナムラショウゾウのフルーツケーキはキメが細かく、ドライフルーツの色もきれいで、食感、味共に完璧でした。

迷わず手土産にさせていただきました。もちろん『とても美味しいです』の感想をいただきました。

ケーキも味にブレがなく、一口食べる都度、鼻から抜ける生クリームの味を堪能しました。フランス菓子のため、適度にリキュールも入っています。バランスがとれているため、リキュールが強いこともありません。

とても美味しかったフルーツケーキの写真と最高すぎるケーキの写真をup します。

 

 

 

 

絶品和菓子~うさぎや

和菓子は好みがあるため、初対面で手土産にすることがありません。こしあんが好き、いやいやつぶあんでしょと『あん』1つで好みがいきなり分かれる取扱いが非常に難しい品だと思います。

最近の若い世代の方だと、和菓子食べない派もよくお見受けします。個人的にはつぶあんが大好きですが、もみじ饅頭のようにお菓子の種類によってはこしあんも食べます。

今回紹介したい和菓子は『うさぎや』どら焼きです。東京三大どら焼きの1つです。東京都台東区上野にあり、JR 山手線御徒町駅から徒歩約5分です。

どら焼きは毎日16:00以降は製造しないため、夕方やどうしても購入したい時には電話予約をお勧めします。

『うさぎや』のどら焼きの凄いところは、北海道産小豆で作ったつぶあんが美味しいことは当然ですが、どら焼きの皮の断面がとにかくきれいの一言に尽きるところです。断面の気泡にムラがなく、皮も美しく焼けています。本当に職人魂を感じる一品です。

購入直後はほんのり温かい時もあります。当日中にお召しあがりを…が原則ですが、翌日の方が味が落ち着いているので食べ比べも楽しめます。お店の方が聞くと怒られそうですが、冷凍保存し、食べたい時に自然解凍で食することも楽しめます。

この『うさぎや』との出会いは今から20年ほど前になります。甘味を食べない方から『自分は食べないけれど、美味しいお菓子を知り合いに聞き、うさぎやに行き着いた。喜んで欲しいからね。』といただいたことがきっかけでした。

お菓子の包みに書かれた住所を探して行きました。その時から営業時間、定休日、品揃えにぶれ無しです。味も変わらない。よくありがちな『~味』もありません。

どら焼き以外にもうさぎの形をしたこしあんの『うさぎ』饅頭や期間限定の団子もあります。もちろん諸々の商品もあります。抹茶にあう季節折々の上生菓子も楽しめます。以前『うさぎ10匹お願いします。』と注文したところ『はい、うさぎ10個ですね。』と笑いながら訂正されたことがありました。お客様の間違いも教えて下さる親切な対応です。

ある程度のコミニュケーションが取れないと和菓子の手土産はお勧め出来ないため、先ずは自分用で試していただきたいお店です。美味しさを体感された後に、是非和菓子好きの方に手土産にされて下さい。

お花見の時期、金曜日は終日お客さんでいっぱいですが、注文から受け取りまでに30~40分ほどで購入出来ます。

絶品どら焼きと団子の写真をup します。

 

 

 

パンの話~VIRON

日本全国どこに行ってもパン屋を見かけます。お米は好きですが、パンはもっと好きです。

昭和の時代、パンは給食で食べるパンがパンでした。町のパン屋さんが普及してみても、調理パン販売が主流でした。そういえば、スーパーマーケットでは既にヤマザキパンがありました。

平成に入ると、ハード系のシンプルな味わいのパンが流行ってきました。酵母パンや全粒粉パンというとてもシンプルなパンです。粉本来の香りが最高で、パンの香りだけで気持ちが満たされます。シンプルにチーズやサラミを挟むだけでパンの美味しさが際立ちます。

VIRON のパンは、食いしん坊の知人から教えてもらったのがきっかけで知ることが出来ました。何て読むんだろ?と店名もよくわからないまま、赤い店構えを目指して有楽町店に行ったことを今でも覚えています。当時はまだ携帯電話が主流でGoogleのマップ機能もない頃でした。

VIRON はヴィロンと読みます。フランスのパンです。渋谷区の道玄坂と千代田区の有楽町にレストラン併設で店があります。バゲットが有名です。有楽町店でしか夜の食事をしたことがないのですが、料理は大衆フランス料理なので、気取らずにワイワイとお皿を取り分けあって楽しめます。夕方には完売してしまうバゲットはレストランで付け合わせとして提供されます。バゲットの食べ過ぎで、肝心の料理が入らないこともあります。

大人3人で前菜2皿、魚、肉でちょうど良いくらいの量です。ワインも手頃な価格帯です。場所柄人気があるため、事前に予約することをお勧めします。VIRON はHP がないため、一般サイトで場所、電話番号等の確認となります。もちろん店頭には店舗案内のカードが用意されています。

VIRON のパンを手土産にさせていただくと、ほぼ100%の確率で『美味しかった!』の感想をいただきます。国籍問わず美味しいの感想をいただくので、さすがフランスのパンだと思います。もちろんBALMUDA 製のトースターで温めます。

以前、店内で居合わせたフランス人男性が『ジャムもパンも高い!』とぼやいていましたが、パンのサイズが大きめなので満足感は充分です。

夕方は男性会社員の姿をよく見かけます。自宅用、手土産用様々です。ケースに入ったパンを店員さんに注文する方式のため、購入の列に並んだ時は、何を注文するのか頭で注文シミュレーションが欠かせません。用途や量で赤いビニール袋か 続きを読む パンの話~VIRON

チーズの話~HISADA(1)

チーズと聞いて、アルプスの少女ハイジを思い浮かべる方も多いかと思います。今思うと、おんじが作っていたのは山羊チーズ。

小学校の給食の時には、ブロックタイプの銀紙で包まれたプロセスチーズか薄いシートタイプのチーズが出ていました。

大人になり、色々チーズを試した経験を活かして、銀紙タイプのプロセスチーズを桜のチップで燻製にしたりを楽しんでいます。

私の知人は、チーズ好き派と嫌い派に分かれます。お使い物にチーズを差し上げる時には事前に好みを把握します。ワイン好きだからチーズも好きなはずと、自分の好きな味のチーズを事前に確認しないでお使い物にすることもあります。

このワインにはこのチーズが合いますみたいな講釈は一切出来ません。チーズに合わせて料理と飲み物を決めます。

ここ数年お世話になっているのは『HISADA 』のチーズです。少量からも購入可能です。店頭では試食も可能です。『HISADA 』に通うようになり、チーズは生き物、鮮度が命と学びました。

季節により取り扱う商品が変わったり、入荷時期によって味が違ったりを楽しめます。チーズが好きで、色々なチーズ店でチーズ購入をしていましたが、フランスパンのバゲットサンドに使われているエメンタールチーズが食べたくて行き着いたお店が『HISADA 』でした。

ちなみに『HISADA 』のエメンタールチーズは原産国スイスです。カマンベールが好きだった頃が嘘のように、最近はハード系のチーズが好きです。

『シロネ』という食感がシャリシャリするチーズが大好きです。お使い物にも喜ばれます。このチーズも原産国スイスです。

アメリカやイギリスが原産国となるチーズも季節によって取扱いがあります。半信半疑で試してみましたが、味に雑味がなく、本当に美味しい品揃えだと思います。

最近、原産国スコットランドのチーズを楽しんでいます。スコッチウイスキーに浸けて作ったオレンジ色のチーズもコクがあって、少しの量でも充分に味を楽しめます。

先日出会った原産国スコットランドのアップルスモークチェダーはスライスするとほんのりとりんごの香りが立ち、食べるとしっかり燻された味わいに思わず唸ります。up した写真の中で赤いワックスカバーが付いた物です。

チーズを食べる時はワインだけでなく、サッパリと炭酸水に合わせることもしばしばです。細かくすりおろしてパスタにかけたり、リゾットに入れたり、サラダにかけたりと食べ方も色々楽しめる『HISADA 』のチーズは、甘味が苦手な方のお使い物にお勧めします。値段を記入しない商品ラベルに張り替えて下さるサービスもあります。

最近出会った美味しいチーズの写真をupします。

 

 

 

うますぎる!!北海道編(1)やきとり弁当~ハセガワストア

北海道とはここ10年近くご縁があり、数え切れないくらい行っています。仕事だったりプライベートだったりと訪問理由はいろいろですが、とにかく訪問機会に恵まれました。今年9月に北海道胆振東部地震が発生し、直ぐに安否を確認させていただきました。停電の影響で安否の確認まで数日かかり、本当に心配しました。まだまだ被災地の復興はこれからですが、心からお見舞い申し上げます。ふるさと納税もまだまだ続けます。

地震の後ということもあり、北海道の話はなんだかしてはいけないと思っていましたが、つぶやかないことには誰にも伝わらないことに気付きました。つぶやくことで、お世話になっている北海道の復興に微力ながらお役に立てれば幸いです。

さて、北海道のどの場所を訪れても共通することは、「季節を問わずとにかく食べ物が美味しい!」です。野菜・魚介・乳製品・菓子・加工品・お酒等胃袋に納まる物すべてが美味しすぎます。

冬は寒いのですが、室内はどこにでかけても暖かいので活動しやすいです。寒い時期に訪問した函館での話。ハセガワストア(通称「ハセスト」)のやきとり弁当を紹介します。このお店はバンドのGLAYが若かりし頃に通っていて、地元のsoul foodとして紹介したことがきっかけで人気が高まったと聞きました。

実際、本店にはメンバーからの感謝を綴る色紙が飾られていました。イメージしていたやきとり弁当と違っていました。豚・とりがメニューにいました。お肉だけで野菜が摂取出来ないと・・と思っていましたが、野菜焼きもお弁当に入っていました。これは嬉しい。

お肉も野菜も串刺しにされて、のり、ご飯の上部に載せられています。はこだてワインを使用して作った甘辛のタレがかかっていて、その味が懐かしいけれど、ワインの風味がして上品な味に仕上がっています。

お弁当のサイズとやきとりの種類が豊富なメニューをみてしまうと、迷ってしまい注文まで時間がかかりました。値段もお手ごろ価格です。見た目はとてもシンプルですが、タレとやきとりが見事に調和しておいしい。注文をしてから作っているので、少し時間がかかりますが、待ってでも食べたいお弁当です。保温タイプのケースに入っているので、帰宅後レンジで温め直して食する楽しみもあります。

お店はコンビニエンスストア併設で、お茶やお味噌汁も店内で一緒に食べられます。函館の訪問の際は、是非「ハセストのやきとり弁当」をご賞味下さい。

豚・とりのやきとり弁当の写真をupします。

 

 

 

 

 

コーヒーの話~STARBUCKS編(1)

コーヒーは好きだけれど、豆の種類によってまた焙煎等で大きく味が変わり種類も多いため、うんちくは語れません。

子供の頃、世間ではインスタントコーヒーが主流だった時に、高級コーヒーの代名詞がブルーマウンテンだったと記憶しています。マンダリン、モカと名前は覚えているものの味に関しては曖昧です。酸味がある、苦い程度の記憶です。ウインナーコーヒーに関しては、子供心にコーヒーの中にウインナーが入っていると信じていました。実際は生クリームが浮いていましたが…

豆のコーヒーが日常生活になじみ始めたのは、ファーストフードの増加と比例しているように思えます。ミスタードーナツでおかわり自由のコーヒーメニューは斬新でしたが、よくお世話になりました。

受験生の頃は、眠くならないようにカフェインの摂取目的でコーヒーを飲んでいましたが、社会人になってからは気合いを入れる気付け薬のように摂取していました。

今でこそ、コーヒーは利尿作用があるから極力摂取を控えようとか、夜寝れなくなるから食後の摂取は止めようとか気をつけるようになりましたが、学生の頃からコーヒーはずっと砂糖・ミルク無しで朝夕よく飲んでいました。

もうここ十数年、STARBUCKSは日本に限らず、世界の主な町で見かけます。STARBUCKS との出会いは今から約20年ほど前のユナイテッド航空の機内食でした。当時STARBUCKS のコーヒーを機内で提供している唯一の航空会社でした。

正直な感想は、『美味しいコーヒーだけど、怪しい人魚のロゴマークだな。アメリカのコーヒーってこんなに美味しかったっけ?』でした。日本ではまだ数件しか店舗がなく、雑誌AERA に取り上げられて認知度が出てきた頃でした。インターネットでググる時代でもないため、近場の本郷東大前店を見つけて通いました。

若い頃はフラペチーノを季節ごとに楽しんでいましたが、今は地味に普通にコーヒーかTeaを楽しんでいます。プリペイドカードを使ってポイントを貯めていますが、このカードの柄が可愛いです。以前はタンブラーを集めていましたが、

今は場所を取らないカード収集をコーヒーと共に楽しんでいます。仕事の打合せ、気分転換、旅先で…と一息つけるSTARBUCKS とは多分生涯ご縁があると思います。我が家の犬君達とは、高速道路のパーキング駐車場併設の店舗で一緒に楽しんでいます。

国内外問わず、基本的にメニューが同じでお店の造りもほぼ同じで安心感があります。お勧めのメニューについてはまたの機会に書きたいと思います。

今愛用しているSTARBUCKS のカードの写真をup します。

 

 

 

茨城県笠間市の和栗~小田喜商店の栗甘露煮

秋といえば栗です。昔子供の頃、栗は秋の運動会で食べる物と思っていました。当時、甘栗は年中お店で焼きたてが食べることができた記憶があり、茹でて食べる普通の和栗がとても凄い食べ物に思えました。

時代と共に洋菓子の世界では、和栗を使用したモンブランや主にフランス産の栗を使用したモンブランが商品として出てくるなど、栗も進化をとげていました。

1年に1回しか栗ご飯を炊きませんが、和栗はやはり美味しいです。渋皮を取る作業が大変なのですが、美味しいのでそこは頑張ります。一時期はさみタイプの栗の皮むきを使用していましたが、最近はもっぱら、洗った栗をボールに入れ、熱湯を浸るまで入れ、ラップをかけて冷めるまでそのまま放置します。そうすると渋皮もむきやすくなります。

子供がまだ保育園の時に、皮の付いた栗を見て、「栗ってトマトみたいに育つの?りんごみたいに育つの?取るとき痛いよね。」と言いました。「栗は木になるけど、実は自然に落ちるからそれを拾うんだよ。だから栗拾いって言うんだよ。」の説明もむなしく終わりました。その会話から直ぐの休日茨城県まで栗拾いに行きました。

当時インターネットはなく、雑誌で栗拾い特集で集めた情報を片手にとにかく茨城県を目指しました。子供は落ちている栗を足で踏んでいがから外す作業と拾う作業を体験してやっと「栗拾い」の意味が幼いながら理解をしました。

栗きんとんはお正月にしか商品がないので、栗好きとしては栗甘露煮がありがたい存在です。山のある地方に出掛けた時には必ず地元の農産物販売所で栗甘露煮の瓶を探します。場所や季節であったり、なかったりですが和栗の味を楽しめます。

最近は、茨城県笠間市の㈱小田喜商店の栗甘露煮で和栗を味わっています。一瓶に大粒の和栗が20個弱(280gと表示されています)が入っています。粒が大きいので数日おきに一粒食べると充分です。きっと栗きんとん用にうってつけだと思うのですが、悲しいことに栗きんとんが作れません。

ただ、この商品の瓶のふたが非常に頑丈で、男性の力でも、湯せんに浸しても頑として開きません。商品説明書に「ふたが開きにくい場合はふたに穴を開けて下さい。」と書かれています。穴を開けてもふたは開かず、結局いつも缶切りで頑張って開けます。瓶のまま保存した人にはお勧めできないのが残念で、手土産には非常に難しいです。それでもとても美味しいので、「缶切りあります。保存ケースもあります。」という方であれば是非手土産にお勧めです。1瓶の重さは500gとなります。もちろん箱入りです。

美味しい栗甘露煮の写真をupします。

 

 

 

 

 

ハーブソルト~さいさいきて屋編(1)

前回のブログ投稿と同様、「ハーブソルト」はハーブを使った塩と分かるけれど「さいさいきて屋」って何だろうと思われると思います。

「さいさいきて屋」は愛媛県29ヶ所ある道の駅の1つであり、今治市に所在します。市内には今治タオルのお店や今治城が観光場所として有名です。市内は車両を駐車する場所を探すことがなかなか難しいため、つい駐車場完備の施設に行きがちです。

この「さいさいきて屋」は改装オープン直後(今から約6年ほど前と記憶)にメディアによく取り上げられる道の駅でした。売り場面積も日本最大規模の直販所といわれており、農産物・海産物・畜産物・加工品・スイーツ等々を購入することができます。もちろん食事処も併設されています。地産地消型のお店ということもあり、スイーツ類は地元果物を使用したケーキやアイスの種類が多く、観光客だけにとどまらず、地元の方も沢山来る場所です。

一度は行ってみたいと思っていたところ、5年ほど前に今治市に行く機会に恵まれました。これを買いたいという思いより、最大規模の売り場面積を直に見てみたいという思いの方が強かったにも関わらず、実際に訪れてみると「これは日持ちするから大丈夫。」と柑橘系や根菜系の農産物を購入しました。愛媛県産の果物を使用したジャムや調味料の種類の多さに驚きました。地元の企業ではなく、個人グループが集まって製造した品も多数ありました。

その中でも一際目を引いたものが、ハーブソルトコーナーでした。ハーブの香りに惹かれそのコーナーに行きましたが、どうしてこんなにハーブソルトの種類があるの?というくらい種類がありました。

その1つの商品裏面の原材料名を見ると、「タイム・セージ・ローズマリー他11種類と塩」が記載されており、かなり本格的なハーブソルトだと思いました。袋から感じ取れるかすかな香りを頼りに購入し、帰宅して料理に使用しました。

正直な感想、「今まで食べたハーブソルトの中で一番!」でした。以来、取り寄せをさせていただいては、自炊される方々に手土産として重宝しています。お渡しした全員の方から絶賛を受けています。皆さん、試された料理レシピを披露してくださり、ハーブソルトでここまでコミュニケーションが広がるのかと驚きつつもやはり嬉しいです。

製造者のご婦人から次のように教えていただきました。「塩は伯方の塩を使っているの。ハーブは庭にあるものを乾燥加工して使っているものもあるけど、ないものは仕入れてるの。長野県のレストラン経営の人は年数回数十個単位で注文してくるよ。」だそうです。

鶏肉・牛・豚・魚のソテー全部に合います。オリーブオイルと混ぜてドレッシングにして野菜にかけたりと本当にありえない美味しさです。是非ともお試しいただきたいチャイブの「ハーブソルト」です。

ありえないくらい美味しいチャイブの「ハーブソルト」の写真をupします。

 

完熟南高梅~きさいや広場編(1)

タイトルを見ると「完熟南高梅(かんじゅくなんこううめ)」は梅の品種だけれど、「きさいや広場」って何?と思われるかもしれません。「きさいや広場」は愛媛県宇和島市に所在する道の駅です。愛媛県は自動車道(有料・無料区間有り)沿いに道の駅が多く点在しており、現在県内に29ケ所あります。

そのうち、比較的規模の大きい4ヶ所に立ち寄りました。今回は宇和島市にある「きさいや広場」の紹介をします。一度では紹介しきれないため、何回かに分けて紹介をしていきたいと思います。

宇和島市は今年7月の西日本豪雨で被災地となりました。JR四国が復旧するまで約2ヶ月かかりました。夏祭り・闘牛といったイベント開催も中止となっていましたが、ようやくJRの・道路復旧に伴い、市内に観光客が戻ってきたそうです。みかん畑や畜産関係の復旧までは、まだまだ時間を要するそうですが、日常が戻って本当に良かったと思います。微力ながら、ふるさと納税で返礼品無しを選んで寄附をさせていただきました。

「きさいや広場」は農産品・農産加工品・鮮魚・お惣菜・パン・食事処・お土産品等々の取扱いがあります。宇和島市はホノルル市(米国)・当別町(北海道)・仙台市(宮城県)・千曲市(長野県)・大崎市(宮城県)と姉妹都市です。ホノルル市とは平成13年2月のえひめ丸事故をきっかけとして、またその他の市とは宇和島城の城主にかかる歴史的背景が縁となって姉妹都市となったそうです。

当別町にはチョコレートで有名なロイズの生産拠点である工場があり、そのつながりで宇和島市の「きさいや広場」にロイズチョコレートのコーナーがあります。品数が非常に多く、また宇和島産のオレンジとコラボレーションをした商品もあります。

宇和島在住の方から「宇和島土産です!」とチョコレートをいただいたときには驚きと同時に大笑いしました。

さて、その「きさいや広場」農産品売り場で販売されている商品のうち、すっかり気に入ってしまったのが「五島灘の塩使用」の梅干しです。宇和島三間(みま)産の完熟南高梅としそ、長崎県五島灘の塩のみを使用しています。

自宅で梅干しを漬ける方もいらっしゃると思いますが、常に購入派の私としては、10個~12個でワンコイン価格で、そして絶妙な塩加減と柔らかい完熟梅の風味が楽しめることに感動しました。おにぎりや梅湯だけではもったいないため、茹でえのきに和えたり青野菜に和えたりと料理に使用しています。1粒で三度美味しいを実践していますが、梅干しを食べると胃腸が整うことが実感できます。

常温で持ち歩き可能ですのでお土産に最適です。宇和島市の「きさいや広場」に行かれた際は是非お勧めの1品です。

梅干しのパッケージ写真をupします。